豚プラセンタがほとんどだったプラセンタ市場の中で最近その優位性が確認されて多くの商品が販売されるようになっているのが馬プラセンタです。ここでは馬プラセンタの特徴点を紹介してきます。
希少価値が高い
馬は年に1回、11ヶ月間の妊娠期間を経て1頭だけ出産します。従って1年に2回出産し、その1回1回で複数頭出産する豚由来の胎盤よりも馬の胎盤の方が貴重だと言われています。しかし、その希少価値のためプラセンタ商品になると価格がどうしても高くなってしまいます。
アミノ酸量が多い
希少価値が高い・・・とはつまり胎盤そのものに各種有効成分が多量に含まれていることに裏返しになります。参考値ですが日本食品分析センターの調べでは一般的な馬プラセンタのアミノ酸含有量は一般的な豚プラセンタのそれと比べると約1.1倍~1.2倍にもなるそうです。
安全性が高い
馬は非常に敏感な動物であるため、豚のように各種ワクチンや薬剤をうつことが出来ません。そのため、馬の体はその他の動物と比較してもクリーンな体だと言われています。また、馬はその他の動物と比べて体温が高いために感染症のリスクも低いです。
他にも牛や羊などの偶蹄類には狂牛病感染のリスクも有るものの、馬の場合は奇蹄類に該当するため狂牛病のリスクも有りません。
馬プラセンタの種類
現在市場に出回っている馬由来のプラセンタにもいくつかの種類が有ります。代表的なものとしては「国産(北海道)のサラブレッドの胎盤を使用したもの」「キルギス共和国の馬の胎盤を使用したもの」「アルゼンチン産の馬の胎盤を使用したもの」です。
特に国産サラブレッドは全国でも約8000頭程度しかおらずその中でも胎盤を持っているのは2000頭ほど。
サラブレッドはその他の馬と比べると非常に管理体制が行き届いていますし、サラブレッドとして激しいトレーニングにも耐えています。そのため非常に希少価値が高く価格的にもかなり高いですが、ハイレベルの胎盤を使用できるというメリットが有ります。
しかし、キルギス共和国の馬やアルゼンチンの馬が劣っているかと言えばそんなこと無く、それぞれ動物を育てるのに適した環境で飼育し、トレーサビリティーもキッチリ行っています。元々馬の胎盤は希少性が高いものなので国産に拘らなければこれらの馬由来の胎盤を使用したプラセンタ商品でも十分満足できるでしょう。
キルギス共和国産の馬プラセンタの特徴
アルゼンチン産の馬プラセンタの特徴
それぞれの国の馬の管理体制など特徴点を上記リンク先で紹介していますのでそちらも参考にして下さい。